この度、久能山東照宮では「静岡市文化財特別公開事業」として、「神庫（しんこ）」の修理現場を一般公開します。

経緯

境内の神庫（しんこ）の小屋裏から棟札が初めて発見されました。

久能山東照宮の本殿・石の間・拝殿は徳川家康公薨去から1年後の元和3年(1617)に建立されましたが、久能山の社殿群の造営に関しては古記録等から知られるのみでした。平成30年の台風被害による神庫の屋根修理工事の中で、小屋裏から棟札が発見されたことで、神庫は寛永3年(1626)に大御所秀忠公の寄進により「御宝藏（ごほうぞう）」として建立され、駿府藩主徳川忠長が松平壱岐守正朝を奉行に造営を行ったことが判明しました。久能山東照宮社殿造営に関わる貴重な資料となります。

公開期間　10月19日(土) 10:00～、11:00～、13:30～、14:30～（各回定員15名）

公開内容　修理現場の見学

集合場所　久能山東照宮社務所前

見 学 料　 大人700円、中学生250円（※博物館入館料を含む）

申 込 み 　 9月20日(金) 10:00～

　　 　　　＜申込順先着＞　久能山東照宮 ☎054-237-2438　

　　　 　　※申込対象は中学生以上です。漆にかぶれる方はご注意下さい。

　　　　　　修復現場の見学になります。屋根が修復されておりますので、発見された棟札の実物は見ることは出来ません。

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